登録年月日:1991.04.19
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木曽塗の製作用具及び製品は、1991年に 3,729点が国重要有形民俗文化財に指定されており、漆器製作の材料・木地・塗・加飾関係の用具とそれらを用いて作られた製品をはじめ、販売用具、職人生活用具ならびに信仰儀礼用具などに及びます。製品ではメンバ(弁当箱)・盆(盆)・カクメンバ(角型の弁当箱)・ソウワゼン(宗和膳)・ジュウバコ(重箱)や各種の膳類・ザタク(座卓)や多様な装飾などが見られます。
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解説
日本では全国各地に特色ある塗物の産地が形成され、洗練された漆芸を生みだすとともに、人々の生活に器物用具類を供給してきました。木曽塗の産地、楢川(ならかわ)もその一つで、主に檜材を用いた曲物木地と桂材を用いた指物による木地の産地として知られています。「木曽塗の製作用具及び製品」は、1991年に 3,729点が国重要有形民俗文化財に指定されており、漆器製作の材料・木地・塗・加飾関係の用具とそれらを用いて作られた製品をはじめ、販売用具、職人生活用具ならびに信仰儀礼用具などに及びます。 本堅地の下地付けに効果を発揮した地元産の錆土を利用し、その塗り方においては春慶塗・本堅地塗及び変塗と技法に変遷の跡が著しく、製品ではメンバ(弁当箱)・盆(盆)・カクメンバ(角型の弁当箱)・ソウワゼン(宗和膳)・ジュウバコ(重箱)や各種の膳類・変塗で仕上げたザタク(座卓)および多様な装飾などが見られます。
文化財情報
【時間】
木曽漆器館 9:00~17:00 (4月~11月)[入館時間16:30まで] 9:00~16:00 (12月~3月)[入館時間15:30まで
【定休日】
毎週月曜日 祝日の翌日(月曜日が祝日の場合はその翌日) 年末年始
【料金】
大人300円 中学生以下無料
【外部リンク】